ホントにいろいろな漏れが多く、水、オイル、燃料・・・、液体なら何でも漏れてしまうメーカーですが、今回は比較的新しい(と勝手に思ってるだけかも)車両の冷却水漏れ。
レンジローバースポーツ2013年モデル、V8,5リッターエンジン。
冷却水が突然ダダ漏れになった。
パッと見ホースやラジエーターっぽくなく、どうやらエンジン上部の中央付近で漏れている様子。
ひとまずインマニを外してみる。
バンク中央に冷却水が溜まっている。
このアッパーホースにつながっているプラのジョイントを外してみると・・・
こんな感じ。
エンジンに接続されているパイプのジョイント部がグズグズになってます。
材質が悪いのか、エンジンの熱が想像以上なのか、それともそもそも設計が悪いのか・・・。
原因はわかりませんが、実は結構多いトラブルです。
レンジスポーツの5リッターやディスコ4の3リッター、5リッターなど、同じような冷却システムのレイアウトで、プラ部品の劣化や割れによる漏れは以前からちょくちょくあり、冷却水が謎に減るけど下に漏れている気配がないとか、なんとなく冷却水の臭いがするというケースがあります。
必ずしもこれとは限りませんが、プラ系の接続パイプや最近はサーモスタットケースなどもプラ製が多いのでそちらの成型不良で漏れたるすることも多いです。
コスト削減というよりは軽量化、形状を簡単に複雑にできる等の理由で採用されているのでしょうが、もう少しレイアウトや材質、製造工程の見直しをしてもらいたいです。