2022/08/07
から nozaki
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ローカル部品

ディスカバリー1(LJディスコ) V8エンジンモデルのマフラー

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社外品のステンマフラーのように見えますが、純正です。

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ちゃんとオーバルマークが彫ってあります。

しかし右側を見ると・・・。

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国内有名マフラーメーカー「5ZIGEN」の刻印が・・・。

実はコレ、ローカル部品といって、ランドローバーが出荷した国によって純正オプションとして認めたものなんです。
いいですよね、こういうの。
本国ランドローバー社と出荷国インポーター、そしてその国内の部品メーカーが共同開発して純正部品としてお墨付きを与える。
当時のインポーターと本国の取引が対等且つ友好的だったことがうかがえる逸品だと思います。

そんな四半世紀も前の奇跡のコラボレーション作品が、今も現役で日本の排気ガス騒音規制をクリアしてます。

2022/07/23
から nozaki
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アクスルエンドボールジョイント

セカンドレンジローバー(LPレンジ)とディスカバリー2(LTディスコ)のアクスルエンドにあるボールジョイント、通称ナックルボールジョイント。

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スイベルハブを取り外した後、こんな油圧のプレス(SST)を使って交換する作業ですが、ミッドランドではまだまだ現役作業です。年間20台ぐらいは依頼があります。
生産終了からセカンドレンジで20年、ディスコ2でも18年が経過してますが、まだまだ乗り続けたい方が多く、このボールジョイントのブーツが切れて、車検に通らない車両が結構あります。稀にブーツだけ交換されている車両を見ますが、ブーツが切れているという事は内部ボールジョイントもそれなりに摩耗劣化しているという事。その時点で可能であれば新品に交換してあげるのが望ましいと思います。
とはいえ、通常の工具では脱着は困難で上記のような完全なSST(プレスだけではなく、脱着するための上下の治具も相当数必要)がなければできません。
うちは店をオープンするときにラッキーなことにUKの取引先に調べてもらい、最後の1セット(本当かどうかは不明)を取り寄せできたのでこの作業ができます。またものすごい負担がかかるプレスですが、こちらもラッキーなことに国内で修理してくれる方がいますので、壊れても直すことができます。しかもアップグレードして返ってきます 笑。

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そんないろんな方との出会いとご厚意で今日もこの作業ができています。

感謝。

2022/07/10
から nozaki
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燃料臭い

ディスカバリー4(LAディスコ4)2012モデル5L NAエンジンモデルで、なんとなく車両外周から燃料の臭いがする。
下回りを点検すると、燃料タンクから何か濡れている。
しかも上の方から流れてきている様子。
これはタンクを降ろして点検するしかない。

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ディスコ3からはリアオーバーハング部ではなく、運転席下から助手席下に向かって中央より右側縦に配置されたタンクに変更されてます。スペアタイヤの位置変更によるものだと思いますが。

そのタンクを降ろしてみるとやはりポンプ上部が湿っている。
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ポンプ、というか正確にはポンプのカバーなんですが、プラの部分がひび割れていて、そこから燃料が漏れている様子。

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新品と比較しても特に大きく変わった様子はなし。
少なくとも材質が変わっていればいいのですが・・・。

ディスコ4になっても結局伝統の燃料漏れは引き継いでいるようで、ディスコ1や2と同じ個所、症状になるんですね。

2022/06/18
から nozaki
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エンジンが吹けない

ディフェンダー110Tdci 2.2リッターでエンジンチェックランプ点灯、エンジンが吹けなくなる。

まずはテスター診断。
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エアフロ系の故障のみ入力

念のためテスト用と交換してみるも状況変化なし。

よくあるインタークーラーホースの亀裂やピンホール穴などないか点検。
点検・・・、って簡単にいうけど3本とも外して点検するって、結構大変です。
横着すると腕は傷だらけ。結局周囲を外さなければならず、急がば回れ的な感じ。
そんな感じでやっと外したホースは3本とも無傷の無罪。

グリルを外して見ると何やら変なものを発見。

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インタークーラーの形状が違う・・・。

そこ?

そこもそうなんだけど、もう少しよく見てみる。

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アルミのインタークーラーのコアとブロック間の溶接部分周辺がブローバイで真っ黒。
エンジンを掛けて手を当てるとかなりの風速がある。

原因はこれでした。
最初からこちらを疑っていればホースを外す痛い思いをしなくてよかったのに。

何にしても原因が分かってよかったです。

しかし、このアルミのインタークーラー。
UKではそこそこ有名なメーカーのようですが、外れでしたかね。

2022/06/04
から nozaki
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ホーンが鳴りっぱなし

セカンドレンジローバー(LPレンジ)02年モデルで、突然ホーンが鳴りっぱなしになった。
非常に困る現象です。
とりあえずエンジンルームのヒューズを抜いて鳴らなくしたけど根本的な解消にはなってないし、万が一の時にホーンが鳴らないのは困る。それにホーンが鳴らないと地味に車検に通らないという事になるので修理して鳴るようにする必要がある。

まず最初に疑うのはロータリーカプラー(スパイラルカセット)。
ハンドルの奥にあるプリント基板の配線で、ホーンの配線やSRS系、グレードによってはクルーズコントロールやオーディオの操作などに使う配線を繋ぐもの。
これが長年のハンドル操作によって摩耗し断線したのかと思い、テスト用と交換してみるも変化なし。

ハンドル、ロータリーカプラー、それ以前の車両側と点検すると、どうもハンドルに原因があるという結果に。
たまたまテスト用のハンドルがあったので交換してみるとホーンが鳴らなくなった。
ボタンを押すと普通に作動する。

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意味不明のOKなマスキングテープ。
全然OKじゃなかったハンドル。

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全く原因はわからないけどホーンのボタン周辺を外して見てみる。
何も違和感や変なところはない。
取付も問題なし。

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しかしこのホーンスイッチを交換すると鳴らなくなり、元に戻すと鳴る。

取付にも問題なく、形状もほぼ同じ。
ホーンスイッチとハウジングの接点にも十分なクリアランスがある。
だけど元に戻すと鳴ってしまう・・・。

仕方ないのでスイッチ固定部とハウジングが近い位置にある部分を若干削りクリアランスを大きくしてエアバッグモジュールまで取り付けて復元。
鳴らない。

原因がよくわからないまま症状は改善。

もしこれを純正部品で作業するとなると「ハンドルの交換」になります。
革巻きステアリングで、年式やグレードによっては限定車などになり、とても高額なものになり、さらには生産終了の場合も多分にあります。

不具合は解消されましたが、原因特定がイマイチだし、そもそもなんでそうなった?今まではなんで鳴らなかった?20年も?
というハテナがいっぱいの現象でした。