2022/09/17
から nozaki
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エンジンが掛からない

ディスカバリー3(LAディスコ)2006年式、V6、4リッターモデルで、エンジンが掛からない、若しくは非常にかかり辛い。
アクセルを煽らないとエンジンが掛からない。
エンジンチェクランプ点灯。

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テスターで診断するとこの内容。

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MAPセンサー系の故障のみ入力

データで確認しても全く動かずレンジ外。
コネクターの状態や配線の断線、腐食、接触不良などもなし。

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という事でMAPセンサーを交換。
テスター上の数値も回復し、エンジン始動も一発、エンストもなし。
念のため、故障を消去、オールリセットをかけ10キロほど試運転、その後再始動も問題なし。

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今回交換した部品。
原因はMAPセンサーですが、部品図上、EGRバルブです。
EGR(排気ガス系の制御)とMAP(吸気の制御)が一つの部品になってるって結構珍しいのではないでしょうか。
私は初めて見ました。
部品図上とエンジンの実車上で探すのにちょっと苦労しました。

更に、この部品、入荷までに1年近く待ちました。
たまたまこちらが必要な時に世界的に欠品していたようで、問い合わせたら、「ある程度注文が纏まったら順次作成し発送する」という回答。
大分待たされましたが、今では普通に在庫があるみたいです。

それでも待っていれば供給される部品はいいですが、最近、ディスコ3より以前の年式の車両の部品供給終了や、謎の欠品(たまたまなのか、供給終了なのかわからない)が多く、修理ができない案件が結構あります。社外品でもあればいいのですが、そういうものに限って「社外品で作っても需要がそんなにないだろ」というモノなんだけど、かなり重要でそれがないとエンジンがまともに動かないとか、車検が通らない。そんな部品だと大変困ります。

気に入っている車を、長く相棒として乗り続けたい気持ちを汲んで欲しいですよね。
古い車両のパーツの再販計画はどこに行ってしまったんでしょうか。

2022/09/04
から nozaki
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ブレーキフルード漏れ

MID LANDに入庫してくる車両は最新のモデルではありません。
中には四半世紀を超えるものも珍しくありません。
そんな中、うちにしては比較的新しいと思われているディスカバリー3(LAディスコ)のブレーキフルード漏れが最近非常に多いです。新しいといっても生産終了から優に10年は超えてますけど・・・。

特に多いのはリア側、車体半分より後。

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今回はここ。
右リアタイヤ内側。

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このブレーキパイプを固定しているクリップにホールドされている部分が錆びてしまいグズグズになり漏れます。

材質が悪いのか、それともディスコ3に乗っている方が皆さん異常なほどスキー、スノボーが大好きで、年間20回も30回も行って、しかも帰ってきても一度も下回り洗車しない方ばかりとか・・・。

そんな失礼は事はないとは思いますが、事例としてはホントに多いです。
材質の問題ですかね。。。

しかしコレ。
実はメーカーから純正でリペアパイプが出てるんです。
リアだけ左右とも。
これはメーカーとしても確信犯というか、事例が多いから出してるってことですよね。
新車出荷時はリアのブレーキパイプはほとんど前から1本モノでずっと張り巡らされてます。
しかし、このリペアパイプを使うとリアタイヤ前付近までで繋ぐことができ、取り回しはずいぶんと楽です。

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一つだけ難点を挙げるとすると、既存のパイプを切断してフレアを作成しなければならないので、それなりの道具が必要という事です。

2022/08/07
から nozaki
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ローカル部品

ディスカバリー1(LJディスコ) V8エンジンモデルのマフラー

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社外品のステンマフラーのように見えますが、純正です。

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ちゃんとオーバルマークが彫ってあります。

しかし右側を見ると・・・。

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国内有名マフラーメーカー「5ZIGEN」の刻印が・・・。

実はコレ、ローカル部品といって、ランドローバーが出荷した国によって純正オプションとして認めたものなんです。
いいですよね、こういうの。
本国ランドローバー社と出荷国インポーター、そしてその国内の部品メーカーが共同開発して純正部品としてお墨付きを与える。
当時のインポーターと本国の取引が対等且つ友好的だったことがうかがえる逸品だと思います。

そんな四半世紀も前の奇跡のコラボレーション作品が、今も現役で日本の排気ガス騒音規制をクリアしてます。

2022/07/23
から nozaki
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アクスルエンドボールジョイント

セカンドレンジローバー(LPレンジ)とディスカバリー2(LTディスコ)のアクスルエンドにあるボールジョイント、通称ナックルボールジョイント。

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スイベルハブを取り外した後、こんな油圧のプレス(SST)を使って交換する作業ですが、ミッドランドではまだまだ現役作業です。年間20台ぐらいは依頼があります。
生産終了からセカンドレンジで20年、ディスコ2でも18年が経過してますが、まだまだ乗り続けたい方が多く、このボールジョイントのブーツが切れて、車検に通らない車両が結構あります。稀にブーツだけ交換されている車両を見ますが、ブーツが切れているという事は内部ボールジョイントもそれなりに摩耗劣化しているという事。その時点で可能であれば新品に交換してあげるのが望ましいと思います。
とはいえ、通常の工具では脱着は困難で上記のような完全なSST(プレスだけではなく、脱着するための上下の治具も相当数必要)がなければできません。
うちは店をオープンするときにラッキーなことにUKの取引先に調べてもらい、最後の1セット(本当かどうかは不明)を取り寄せできたのでこの作業ができます。またものすごい負担がかかるプレスですが、こちらもラッキーなことに国内で修理してくれる方がいますので、壊れても直すことができます。しかもアップグレードして返ってきます 笑。

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そんないろんな方との出会いとご厚意で今日もこの作業ができています。

感謝。

2022/07/10
から nozaki
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燃料臭い

ディスカバリー4(LAディスコ4)2012モデル5L NAエンジンモデルで、なんとなく車両外周から燃料の臭いがする。
下回りを点検すると、燃料タンクから何か濡れている。
しかも上の方から流れてきている様子。
これはタンクを降ろして点検するしかない。

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ディスコ3からはリアオーバーハング部ではなく、運転席下から助手席下に向かって中央より右側縦に配置されたタンクに変更されてます。スペアタイヤの位置変更によるものだと思いますが。

そのタンクを降ろしてみるとやはりポンプ上部が湿っている。
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ポンプ、というか正確にはポンプのカバーなんですが、プラの部分がひび割れていて、そこから燃料が漏れている様子。

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新品と比較しても特に大きく変わった様子はなし。
少なくとも材質が変わっていればいいのですが・・・。

ディスコ4になっても結局伝統の燃料漏れは引き継いでいるようで、ディスコ1や2と同じ個所、症状になるんですね。