2023/01/29
から nozaki
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雨漏れ

ディスカバリー3、4(LAディスコ)で雨漏れ。
助手席足元や運転席足元、さらにはリアシートの足元など、漏れの個所は様々です。
かなり広範囲に漏れた形跡があり、ドアシールなどではないことから、ルーフライニングを外しての確認となります。


まずはルーフライニング外し。
その後シャワーテスト。
すると、まずはサンルーフ右フロント部より大量の漏れ。

取り付けなどに問題はなく、ドレンホースを外すとホース側に水が溜まっている。
Aピラー下の室外排水接続部を確認するとキチンと入っているので、清掃で対応。

その次、左リアシート足元が濡れていている。


サンルーフ左リアドレンの室外排水接続部が切れている。
これはホースの交換が必要です。

さらに右リアの同じホースを確認すると・・・、

ホースの取り回しがおかしくなっていて、室外排水接続部が外れかかっている。
製造時に組んだ時からなのか、途中で何かの作業でトリムを外した時なのかわかりませんが、触った形跡は見当たらなかったので、最初からなのか・・・。

左フロントに関しては今回の車両は問題ありませんでした。

以前からディスコ3は雨漏れ(室内に水侵入)は結構ありましたが、比較的新しいディスコ4も実は結構あります。恐らく構造や使用部品はほぼ一緒なので、漏れる原因や場所も同じような感じなのでしょう。
全てとは言いませんが、このドレンホースがらみのトラブルが非常に多く、酷い場合は雨漏れの水によってフロアカーペットがカビたり、湿気でルーフライニングが早期に剥がれて垂れてしまったりします。
ちょっとでも床が湿ってたり、においがする場合は雨漏れを疑った方がいいですが、ここまでやるとなると時間も料金もかなり掛かりますので考えてしまいますね。

2023/01/08
から nozaki
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変な音

ディフェンダー300Tdiエンジンで、エンジンルームから変な音。
エンジンを掛けているとエンジン付近から排気漏れのようなポンポン、シュッシュッという感じの音。加速すると更に大きな音になり、運転していられないほどの異音に。

まずはダウンパイプガスケットの排気漏れ点検、問題なし。
次にマニホールドガスケットや配管、ターボ周辺の漏れ、破損等確認も特に異常なし。
エンジンを掛けた状態でエンジン本体後方に手を当てると風圧を感じる。

原因はコレ。

シリンダヘッドの

ガスケット。

排気漏れではなく、圧縮漏れでした。
ガスケットの金属のリング部が飛んでしまってるのでその後方のガスケットだけではディーゼルエンジンの高圧には耐えられず圧縮漏れ、ヘッドの方にもはっきりと漏れている痕跡がありました。

300Tdiエンジンはコレ、結構あります。
原因はイマイチわかりませんが、ヘッドやブロックの歪みでもなさそうだしガスケットの材質という訳でもないと思います。
結構な確率で4番が抜けることが多いような気がします。
もしかしたらヘッドボルトが変則的なレイアウトで、さらにボルト長や太さも数種類ある関係でどこかに負担がかかるのかもしれません。角度締めというのもボルトの材質が均一でないと均等な面圧が得られなかったり、ボルト自体の負荷がマチマチになるかもしれませんね。

Td5もそうですが、ヘッドガスケットの厚み自体も種類があります。
再組立て時はそちらも確認が必要になってきます。

2022/12/28
から nozaki
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電装系トラブル

ディフェンダー110Td5エンジンで、ABS.TC警告灯点灯、パワーウィンド動かない、ルームランプ点灯しない、ハザード点滅しない。
それ以外も不具合あるかもしれないけど、確認できるだけでそんな現象。

ヒューズボックスを点検すると、100Aのヒュージブルリンクがぶっ飛んでる。
配線図を確認すると100Aから直で引っ張ってるのはグロープラグ系。
まずはリレーの点検、周辺配線ショート、アース落ち、コネクター類の接触点検も問題なし。
グロープラグ本体を外して点検。

2~4番のグロープラグの抵抗値

1番の抵抗値

これでは簡単に飛んでしまいますね。

ちなみに新品のグロープラグの抵抗は10Ω程度だったので、単純計算で104500倍の抵抗でした。
本来グロープラグ(ヒータープラグ)の性能テストは専用のSSTを使い、電流の降下を測定するのですが、今回はグロープラグの性能ではなく、ヒューズが飛ぶ現象なので、こちらの結果だけで十分交換の必要があります。

滅多に交換するものではありませんが、10年10万キロぐらいで定期交換、若しくは寒い時期の朝一に始動が悪い場合には交換した方がいいですね。
そしてTd5エンジンは5気筒ですが、グロープラグの本数は4本です。

2022/12/17
から nozaki
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発炎筒

事故や故障等で緊急停止時に使うモノで、車両に必ず携行しなければならない、意外と重要な装備品。
しかも有効期限があり、車検更新時に期限切れだとNGとなる実はかなり重要な装備品。

そんな発炎筒ですが、サイズが何種類かあり、大きく分けて太いものと細いものがあります。
大雑把に分類すると古めの車両は太いサイズ、割と新しめの車両は細いサイズが多いです。
そしてミッドランドに入庫してくる車両の多くは、当然こちらの太いサイズが多いわけで、案に古い車両の入庫や対象が多いことを意味してます。

写真上が太いサイズ、下が細いサイズ。

で、その太いサイズの発炎筒、うちでは主力商品となっているモノですが、なんとびっくり生産終了とのアナウンスがあり、今後品物が継続的安定的に確保できないという状況になってます。

なんでこんなモノが供給終了なのかと考えてしまいますが、うちではかなり需要があるのもが、世間では全く不要なものになっている・・・という事なんでしょう。

悲しいです。

そしてここからが本題なんですが、この供給終了となっている太い発煙筒を使っている車両の多くは、車両側にある発炎筒ホルダーも、当然太いサイズのものが入る大きさです。

小さいサイズを入れるとスカスカでうまく固定できません。

まあホルダーを使わずグローブボックスやドアポケットにでも入れておけばいいのでしょうが、せっかくあるホルダーを活用したいじゃないですか。

そんな車両の為に作られたものがありました。

アダプター

ただの透明な筒状のものですが、これに小さいタイプの発炎筒を挿入すると・・・。

このように太いタイプの発炎筒と外径が同じになり、従来の太いタイプの発炎筒ホルダーが利用できます。

しかも発煙筒が有効期限切れで交換となっても、このアダプターがあれば何度でも太い発炎筒ホルダーに細い発炎筒を収めることができる夢のようなアイテムです。

しかし、これもいつまでも供給されるかわからないので、必要な方は早めにお求めください。

今回はちょっとどうでもいいけど、実は困っている人もいるであろうこと、大したモノではないかもしれないけど、車検時にないと困るモノを長々とご紹介しました。

2022/12/03
から nozaki
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燃料漏れ

ディフェンダーTd5(98~06)で燃料(軽油)漏れ。
正しくはちょっと前に燃料ポンプを交換した車両が燃料漏れで再入庫。
症状は燃料を満タンにしたらタンク周辺より燃料がダダ漏れ。エンジンを切って停止(駐車)していると漏れが止まる。
そんな症状。
これは交換した燃料ポンプの初期不良かと考え、タンクを降ろしてみる。

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降ろしてみるとなぜかポンプの上下にガタがあロッキングリングが緩んでいる。
特にポンプやリング、シールなどに破損や割れ、ズッコケもなく、取り付けミスなども見つからない。
当然リングは規定トルクで締めた。
緩みの原因を考えていろいろ点検、交換した新品と以前ついていた部品を比較してみる。

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たまにあるのはこの白いアダプター。
燃料タンクとポンプの間に挟み込むプラ部品で、これに亀裂が入って燃料が漏れることがあります。
交換した新品を点検するも、割れや欠け、形状の著しい変形などもない。
念のためロッキングリングも点検。

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車両についていたリング。

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こちらが交換したリング。

恐らく原因はこれ。

先のアダプターをタンクに取り付け、シールを入れてポンプを挿入、その後このリンクで閉めるのだけれど、規定トルクで締め付けていくとこのリングの突起部分が白いアダプターの切り欠きに当たり、カチカチカチと音がしてトルク締めプラス緩み止めの役割をして逆回転しない構造になってる。
だけどこの2つのリングをよく見ると、新しく交換した方のリングの切り欠きのパンチングがどう見ても薄い、ちょっとしか出ていない。
だからアダプターの切り欠きに当たる部分が少なくロックの効きが甘く走行振動で緩んだ。
これしか考えられない。
アダプターもリングも純正の新品。
念のため在庫のものも確認すると同じような薄いロックの切り欠きになっている。
恐らく、いつからかこのロックを作成する型が摩耗したか、サプライヤーが変更になったか、何かしら製造工程が変わったか、それともたまたまこのロットだけダメだったか・・・。
真相はわかりませんが、暫くは確認して取り付けた方がよさそう。
実はセカンドレンジ後期、ディスコ2も同じリングとアダプターを使用するタイプなので、今後暫くは注意が必要ですね。

今回の件はお客様に大変ご迷惑をおかけしました。