2019/07/06
から nozaki
0件のコメント

シートクッションの交換

セカンドレンジローバー(LPレンジ)98年モデルで、運転席シート座面が右に傾く不具合。乗って運転しているとお尻が右に流れていく感じ。要は物理的にシートクッションの右側がヘタって傾いているという事。これは乗り降りをするので、長く乗っているとどうしても避けられない経年劣化。という事でシートのリフレッシュをオーナーさんが計画。最初は内装屋さんで修理も候補にあったのだけど、代わりのクッションで作成したり補強したりすると好みなどの問題で仕上がりに100%満足できない可能性もあります。もちろんピタリとハマれば最高のワンオフ製品にもなり得ますが。そこでダメ元で純正のクッションを調べてみたらまだUKに在庫有、しかもシートヒーターエレメントまで在庫あったので思い切って純正で中身を交換することに。

dsc_0013

まずはシートを取り外して分解。

dsc_0022

やはり内部の張り部分やスポンジ類などは相当劣化、補強が必要です。
表皮は汚れや多少の劣化が見られますが再使用。さすがレンジローバーです。20年経ってもクリーニングすればさらに風格あるものになっていくことでしょう。

dsc_0026

dsc_0028

肩の部分がボロボロに劣化していて全体的にも右側がヘタっていました。

料金はかなりかかりますが、こういう仕事はうまくいったときは作業者もやった甲斐があります。ステアリングホイールなどもそうですが、オーナーの体が触れる部分や目に見える部分がリフレッシュされると気持ちいいですよね。愛着がさらに湧くと思います。

2019/06/22
から nozaki
0件のコメント

エンジンが掛らない

サードレンジローバー(LMレンジ04モデル)でエンジンが掛らない。
というよりセルも回らないしメーターの警告灯類もイグニッションオンで点灯しない。配線図でパワーディストリビューション系を追っていく。ヒューズボックス53番の30Aヒューズから出ているメイン電源がイグニッションスイッチに到達しない。配線図を見てもジャンクションや接続ポイントはなく1本で繋がっていることになってる4ミリの太い線。こんなものが断線しているだろうかと半信半疑で配線を追っていく。と言ってもロケーション図がないので見当をつけて該当部品周辺から追っていくしかないのだけれど・・・。

dsc_0002

dsc_0008

dsc_0004

ヒューズボックス回り(ダッシュボード)、イグニッションスイッチ回り(センターコンソール)周辺を散々ばらした後、やっとたどり着いた運転席足元。
エアコンの凝結水オーバーフローなのか雨漏れなのか、そこは定かではありませんがやっと見つけた4ミリの配線、一部被覆が剥けて水(湿気)で銅線が腐食してます。
これの前まで12Vあり、後には0V。完全に銅線すべてが腐食、接触不良を起こしてます。銅線の被覆が弱く水の侵入を許したのか、以前何かの点検でこの配線に検電ペンを差してそのままにしたのか・・・。
そもそも雨漏れ(水侵入)がなければ銅線の腐食もないのですが、腐食した配線もどういう経緯でこんな太い配線が断線するほど腐食したのか、原因は分かりません。ただ、こんな事でエンジンが掛らなくなるという事例も珍しいですね。

2019/06/08
から nozaki
0件のコメント

ルイトモ

同じ車種、同じようなトラブルが、立て続けに発生し入庫、修理となることが多々あります。

dsc_0007

dsc_0009

dsc_0012

今回はヒーターマトリクスからの冷却水漏れ。

セカンドレンジ、ディフェンダーTdci、セカンドレンジ、ディフェンダーTdciと連続。車種は違いますが不具合内容と修理方法(部品交換)は一緒です。

類は友を呼ぶ・・・!?

2019/05/25
から nozaki
0件のコメント

エアコンの修理

冷風が出ない、

温風が出ない、

そもそも風が出ない・・・。

出てほしい所から風が出ない。

エアコンパネルに本を開いたようなマークが点灯する。

と、セカンドレンジローバー(LPレンジ)のエアコンの不具合は様々です。この車両のエアコンの制御はHeVACというエアコンパネル(コントロールユニット)が制御していて、そのHeVACが制御しているものが壊れたのか、それとも単純にどこか従来からある構成部品が漏れていたり機能していないのか、そこを分けて考える必要があり、一般的なエアコンシステム、主にエンジンルームの構成部品とダッシュボード奥にあるエバポレーター等と、ブレンドモーターやリサーキュレーションドアモーター、各種センサー類、電源系統などを分類して診断します。ですのでガス圧のチェックだけでは判断ができず、必ずテスターの診断も必要になってきます。もそもHeVAC自体がパンクして壊れるという事もありますのでテスターで診断しても侮れないときがありますが。。

で、今回はHeVACの制御系の部品を一新しましょうという作業。

dsc_0023

dsc_0025

dsc_0030

dsc_0006

ダッシュボードを降ろさなければ交換できない部品として、その他にヒーターマトリクスや先述のエバポレーターなどがあります。純正部品で交換するとなるとかなり高額になるので、漏れていなければひとまず保留でもいいかもしれません。
ただ、セカンドレンジは最終モデルでも18年近く経過してますから、ここまでやると予想外の展開になることが少なくないです。特にエアコンダクト系などの接着や成型がダメになっていることが多く、作成し直しが必要になったり、そもそもダッシュボードが変形してうまく元に戻らないという事もあります。できるだけの工作はしますが限界がある場合も多いです。

2019/05/02
から nozaki
0件のコメント

サイドブレーキレバーの不具合

ディスカバリー2(LTディスコ)でサイドブレーキレバーの位置がおかしい。レバーを戻すとコンソールとの隙間がほとんどなく、次にサイドブレーキを引こうとすると指でつまんで引っ張るような動作になってしまう。

そんな症状の時はレバーのストッパーが破損してます。

dsc_0005

分かりづらいかもしれませんが、レバー付け根の上部の環状の金属のストッパーがあるんですが、それが割れて剥がれてしまってます。そのためレバーを戻すとストッパーが効かずにコンソールまで落ちてしまうという症状になります。
そしてこのレバー、残念ながら生産終了となり新品部品の交換ができません。

となると修理しかありません。

dsc_0011

その部分を溶接して終了。

dsc_0008

レバーを戻した時にこの位置より低い場合、上記の部分が破損している可能性が高いです。低くてもサイドブレーキの効きには問題ありませんが、操作しづらいと感じる場合はこういった修理で対応可能です。