テールゲートが開かない

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ディスカバリー3(LAディスコ)05年式で、テールゲートが開かない。
プッシュボタンを押すとカシャッと音はするけどアッパーテールゲートが開かない。

ディスコ3はテールゲートのボタンを押すとアッパーが開き、跳ね上げた後、ロワゲートのボタンを押しゲートが下に開く、上下観音開きタイプのゲートです。
構造はクラシックレンジ、セカンドレンジ、サードレンジと同じです。
ただテールゲートが開かないトラブルはディスコ3が圧倒的に多く、何よりも困るのは最初の1回目、アッパーテールゲートが開かないという故障がダントツに多いという事。これは電気的なシステムでゲートを開けるしかない構造で、エマージェンシー機能(内側からラッチにつながっているロープみたいなもので緊急的に引っ張って開けるなど)が全くない車両では致命的故障です。
アッパーが開いて、2回目のロワーが開かないならやりようはいくらでもありますが、全くテールゲートが開かないもののアクチュエーター(若しくはドアラッチ)の交換は、どう考えても何かを破壊するしかありません。

という事でテールゲートのアクチュエーター(ラッチ)にアクセスするのに一番安価な部品はロワゲートのトリムパネルカバーになります。
仕方ないのでそれを破壊し、インナーパネルとドアパネルの間に手を突っ込んでラッチを強制的に開けます。
そして今回ボタンを押すと音がしていることからアクチュエーターモーター自体が死亡したのではなさそうなのでどんな原因は見てみると・・・。

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こんな感じ。
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ラッチとアクチュエーターを繋ぐワイヤーのL字のピンが割れてました。

これではアクチュエーターが動いてもワイヤーを介したラッチは動きません。
しかもこれ、ワイヤーだけでは部品が出ない為ラッチASSYの交換となります。

そして、アクチュエーターの方もよく壊れるので一緒に交換をお勧めします。
更にリクエストがあればエマージェンシー用にラッチダイレクトリリース用のワイヤー取り付けもできます。

ワイヤーのみの部品供給があれば、さらに言えばエマージェンシー機能さえ標準で装備されていればかなり安価で修理できる故障ですが、構造的部品供給的に高くついてしまう案件です。

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