2020/09/19
から nozaki
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FUSE 9 FAILED

セカンドレンジローバー(LPレンジ)02年モデルで、メーターにFUSE 9 FAILED表示。
切れた時の症状を確認すると、フロントドア2枚のドアロックが動かない、パワーウィンドが左右動かない。表面的な不具合はそれぐらい。配線図パワーディストリビューションを確認するとFUSE9はフロント左右ドアアウトステーションに電源を供給しているのみ。アウトステーションは左右ドアにあり、パワーウィンド、ドアロック、サウンドなどを制御しているユニット。ブラックボックスなので中の回路も分からないし、どういうものなのかもよくわからない。何かの拍子に左右どちらかのユニット内部でショートしてるのかもしれない。ドアロックやパワーウィンドを動かしたときにいずれかのモーターが焼け気味でヒューズの容量を超える電流値を必要として切れるかもしれない・・・。とは言ってもヒューズが切れる条件が分からない。というか全くヒューズが飛ばないので原因を追っていくことができない。各部をばらしていつでも配線の導通やショート、電源供給を確認できるようにしていてもヒューズが切れてくれない。色々と電装品を動かしたり複合して同時に作動させたりしても全く切れない。ちょっと行き詰ってドアを閉めた時にピピッとセカンド特有の警報音。メーターのインフォメーションパネルを見るとFUSE 9 FAILED。
BeCM脇のヒューズ9を確認すると20Aがぶっちぎれてる。
ヒューズがもったいないのでブレーカーヒューズに切り替えて何度かドアを開閉すると、10回に1回ぐらいヒューズが切れる。

原因はこれ。

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ドアグラウンドイルミネーションランプ、ドアの足元灯です。

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本来はこんな形をしてますが、風雨にさらされ劣化しこんな状態になってました。
これがドアを開閉するときの衝撃で配線がショートしヒューズが切れる・・・、そんな現象です。

原因が分かれば、「なんだそんなことか」と思いますが、電気系のトラブルって結構そういうことが多いです。

2020/08/29
から nozaki
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エアサスが動かない

ディスカバリー2(LTディスコ)03年式で、リアのエアサス(セルフレベリングサス)が動かない、というか下がってるのに通常車高に戻そうとしない。警告灯の点灯なし、エアサスコンプレッサーの作動音なし。テスター診断をすると故障記録なし。試しにコンプレッサーを交換してみると動いて通常車高に戻った。
コンプレッサーの劣化や性能低下はこの年式、走行距離から考えるとよくあることなんだけど、何か動きが変。しっかり動いたのは数回だけ。あとは動かなかったり少しだけ動いたり。任意で上げようとスイッチを押しても全く反応なし。
もう一度テスターで色々と確認してみるとあることを発見。
そのあることを変更してみると・・・。

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エアサスとレベリングサスの警告灯点灯。
更に診断を進めてみると、エアサスECU(SLABSECU)がパンクしている様子。
コンピュータの中身の何がダメなのかはわからないけど、通信ができない、電源、アース系統、配線、コネクター等確認して、テスターの故障の出方がECUと判断せざるを得ない状況。

という事で交換。

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テスターを使って、古いECUからデーターを抜き取り、新しいECUに書き込みます。それができたからよかったけど、データが抜き取りできない場合の手順はかなり複雑なので結構厳しかったと思います。

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これが交換したSLABSECU。
中古品との入れ替え(スワップ)はできません。
必ず新しいECUを用意して、テスターで設定する必要があります。

元のコンプレッサーに戻しても動かなかったためコンプレッサーも交換時期、エアサスも左右エア漏れ、劣化してたので両方交換。スッキリしました。

先ほど書いたあることを発見という件、
テスターで確認したときにエアサスの車両なのにコイルサスにECUの設定が変更されてました。
ディスコ2は新車時にグレードによりリアサスペンションが、エアサスとコイルサスがあり、テスターで設定します。何らかの事情でコイルサスに交換した場合、エアサスからコイルサスに設定を変えます。
しかしこの車両はエアサス仕様なのにコイルサス仕様と設定されてました。ECUが壊れたから勝手に変更されたり、あやふやな動作をしていたのか、それとも誰かが任意に変更したのか・・・。真相はわかりません。

2020/08/10
から nozaki
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エンジンチェックランプ点灯

サードレンジ(LMレンジ)03年モデル、BMWエンジンで、エンジンチェックランプ点灯、特にエンジンの調子に問題はない。
テスターで診断するとO2センサーの故障。

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バンク1アップストリーム(上流)の故障。

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念の為オーバービューで動きを確認。
バンク2がリッチ、リーンを繰り返しているのに対し、バンク1は0.97で固定。センサーのコネクターの接続状態、接触不良なども確認、問題なし。

という事でO2センサーを交換します。

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このO2センサー系不具合はどの年式、車種でもありえます。
発生頻度の高さだと、セカンドレンジ後期、ディスコ2かな。

意外とBOSCHのセンサーやマネジメントシステムが多いのかも・・・。

2020/08/01
から nozaki
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燃料漏れ

ディスカバリー2(LTディスコ)04年式で、燃料タンクに何やら滲み。

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クラシックレンジやディスコ1、ディフェンダーなどでよくある漏れはブリードホース劣化によるもの。漏れてくる方向からしてその可能性も高いけど、満タンにしなくても漏れてくるところを見ると、どうやらホースからではなさそう。そうなるとタンク上部を確認しないと原因がはっきりしない。

ディスコ2はタンクを降ろさなくてもポンプは確認できる。ブリーザーパイプやベントバルブからの漏れだとタンクを降ろさないと見えないけど、まずは簡単なポンプから。

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予想通りポンプハウジングプラ部よりポンプが作動していると滲み出てくる。
セカンドレンジ後期も同じものなのでたまにこの現象あります。
経過年数と距離を考えると仕方ない部分ではあるのかもしれませんが、燃料漏れはちょっと嫌ですよね。車両を降りたときなどに臭うようでしたら簡易的にでもタンク周辺や給油口周辺のホースが湿ってないか確認した方がいいですね。

2020/07/18
から nozaki
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エンジンの振動

サードレンジローバー(LMレンジ)04年式でエンジンが振動する。
走行中は気にならないけど、停止中、信号待ちなどでブルブル振動がある。エンジンチェックランプなどの警告灯の点灯はなし。

テスター診断。

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故障記録なし。

イグニッションオーバービュー確認

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エアコン最大、ヘッドライト点灯、Dレンジ保持で負荷をかけると5番シリンダのラフが上がって行く。

原因はこれ

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イグニッションコイル

サードレンジ、BMエンジンではかなり多いトラブルですね。
工業製品で、エンジンが掛かっていれば高温下でいつも必ず仕事をしている部品なので消耗品といえば消耗品です。とはいえ壊れる頻度がちょっと多いかな・・・。
V8エンジンだから8本あります。
製造年も使用頻度も同じなので壊れるタイミングもほぼ皆一緒ですが、ダメなところだけ1本の交換もありです。この際全部というのもありですが、良かれと思ってダメではないものを交換した新品がダメだったというのもよくある話。

難しいですよね。